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栃木県宇都宮市のK様 ご依頼ありがとうございます。
スタンドに立ち寄ったところエンジンの下辺りから水の様な液体が漏れていますよ との スタンドマンから指摘をされての入庫となりました。
万が一と考え 当社セフティーローダーにて宇都宮市のK様ご自宅に引取に伺いました。鹿沼市寄りのK様ご自宅ですが新4号線で上三川町を通過し30分で到着しました。新4号は流れが良く高速道路の様です。
点検の結果 ウォーターポンプ からの 冷却水漏れでした。
ウォーターポンプ サーモスタット リザーブタンク ホース類を交換するためにはリアマフラーを外しエンジンを半分浮かしての作業になります。
996 997 シリーズ は 冷却水のエア抜きをするのに時間がかかります。
そのために当社はプロステップLLCデジタルバキュームチャージャーを使用し より速く完璧なエア抜き作業を致します。
水冷エンジン996モデルと同様なトラブルが やはり同じ年数が経過すると出てきますね。
ポルシェの新車販売・中古車販売・車検整備・板金塗装 も 当社にお任せください。
長年の知識 積み上げてきた技術 ノウハウ 最新のコンピューター診断機 に より オールド ポルシェ 最新 ポルシェ まで お客様 本意 の 車検整備・修理 メンテナンス を 提供します。ディーラーでは取り扱われ無い 並行輸入パーツ 社外パーツ も ご用意いたします。当社は お客様の持ち込みパーツ部品もOKです。中古部品 や リビルド部品 リンク品 を 使用し 少しでも リーズナブル な 車検整備・修理 と 考えています。車検切れ 不動車 の 引き取りも お任せください。緊急事態の時も当社セフティーローダー(2台)完備しておりますので お気軽にご相談ください。故障車・事故での不動車 自動車保険対応 レッカーサービスもご相談ください。当社登録レンタカー・各社レンタカーもご用意いたします。
ポルシェ・997
ポルシェ・911の6代目モデルになります。
2004年夏より発売されました。ポルシェ・996をベースに大幅が改良が施されたモデルになります。シャシなどは同一であるが 外観は大きく996から変更されました。996型の部品から80%以上を刷新したとも言われていますが ボディの基本骨格や一部のボディパネル 内径φ96mm×行程82.8mmの3,596ccエンジンや5速ティプトロニックなどは996と同じような気がするのは自分だけでしょうか。996型で不評だった涙滴型ヘッドライトが廃止され(結構 自分的には996後期型のヘッドライトの形状が好きだったんですけどね) 丸型ヘッドライトが復活しましたね。スモールランプ ウインカーも空冷時代を彷彿とさせる別体型となり さらに後部コンビネーションランプと前後バンパー部分のデザインも変更されました。ドアミラーは2本アームデザインに変更され 少なからずダウンフォースを発生させるようです。内装のデザインも変更され質感が向上し 可変ギヤレシオのパワステが採用されました。911としては初のステアリングチルト機構も取り入れられて便利になりました。シートは4種類の形状が用意され 機能と目的によって選択することができるようになりました。スペアタイヤは省略され パンク修理キットでの対応となりました。981ボクスター・ケイマンとの共通パーツも多く フロントサスペンションやドア 内装など多くのパーツを共通化してコストダウンに貢献させているようです。シャシの基本コンポーネンツは996を流用しているようですが 部分的に補強が施されシャシ自体は重くなりました。従来からのスポット溶接に加え 樹脂系接着剤による接合も導入された シャシの曲げ剛性は40%向上し 曲げ剛性も8%向上しましたが 短距離の走行でも大幅にシャシ剛性が低下する事例もあり 996ベースであることの限界も指摘されたようです。ライトウェイトのロータスエリーゼのフレーム構造をちょびっとぱくったような感じでは限界があるのでしょうね。サスペンションアームは996と共通ですがジョイント部分が変更されたようです。細かい振動をシャシ側に伝えないよう工夫され シャシ側への取り付け位置も変更されました。前後のメンバーはダイカスト製から加圧形成ダイカストに変更され サイズもワイド化されました。これによってトレッド幅が前21mm後34mm広げられているようです。ナックルの形状も変更されブレーキやベアリングの冷却に有利な中空の形状になりました。前部のラジエターを通過した空気は 車体下面への排出から前輪フェンダー内への排出に変更され ボディー下面は樹脂製のパネルで覆われました。これらの措置によって車体のCd値は996型の0.3から0.28に向上している(カレラSは0.29)ようです。ボンネットはアルミニウム化され6kg軽量化されました。その他にもリヤサブフレームで1kg スペアタイヤと車載ジャッキ廃止で10kg エンジン本体で2kgなどの地道な軽量化がなされ カレラでは996型と比較してトータル25kg軽量化されました。カレラSには19インチホイル カレラには18インチホイルが装着されました。部品点数も大幅に減らされ合理化されたようです。例えば996型ではドア1枚のアッセンブリーパーツは15個でしたが 997型では5個となりました。2008年6月にマイナーチェンジが行われ NAモデルには新設計の直噴型エンジンが搭載され PDKと呼ばれる7速のデュアルクラッチトランスミッションが選択ができるようになりました(6速MT比で+75万円)。従来のティプトロニックSは廃止されました。新しい直噴DFIエンジンはクランクケースから完全に新設計され 996と997前期で使用されたM90/00系エンジンは登場からわずか11年で刷新されることになりました。直噴化によって12.5という高圧縮を達成し カレラは+20馬力の345馬力 カレラSは385馬力となりました。エンジンの部品点数も削減され 重量も6kg軽量化されました。シリンダーブロックもクローズドデッキ化され剛性が上がりました。オイルサンプユニットを10mm薄くし クランクシャフト軸を10mm下げたことにより エンジン上部の高さが20mm低くなり低重心化されました。新エンジンの冷却効率が高い ウオーターポンプの20%容量増加によることより フロントバンパー中央のラジエターが撤去されました。バンパー穴はそのままです。エキマニも20年ぶりに等長タイプに戻され 996型で2分割されていた触媒もエキマニ直後で1体化されました。吸気系では円筒形のエアフィルターを採用し フィルター面積を拡大しました。これによってエアフィルターの交換サイクルは6万kmから9万kmに伸びました。また2009年施行のユーロ5排ガス規制をクリアし 10%のエタノール添加ガソリンにも対応したようです。オイルポンプはクランクシャフトからチェーンで駆動されるが電子的に吐出量を加減できるタイプとなりオイル消費量が減りました。メインのオイルポンプの他に ヘッドからオイルを吸いだすサクションポンプが4台設置されました。層状燃焼は燃費の点では有利ですが 煤が多く排気ガスがクリーンでないという問題があり 997型のエンジンでは層状燃焼をさせない設定になっており 気化熱で燃焼室の温度を下げ 積極的に出力を狙う設定が成されているようです。ポート噴射は併用されておらず 燃焼室の高圧インジェクターをマルチ噴射させることで対応しています。スモールランプ ウインカーは2段のLEDのバータイプとなり テールランプもLEDとなりました。ホイールデザインも変更されました。ドアミラーも大型化されました。PDKモデルのシフトはシフトレバーを手前に引くとシフトダウン 奥に押すとシフトアップとされ 操作の違和感を指摘する声が多かったようです。ハンドルに配置されたボタンでもシフト操作ができたが ティプトロニックSのボタンをそのまま流用したために こちらも操作性が悪かったようです。PDKは水冷式でエンジン冷却水で冷却される構造です。MTモデルより30kg重いですが 従来のティプトロニックより10kg軽量になりました。変速スピードはティプトロの1.6倍のスピードで スポーツクロノパッケージを選択してスポーツモードにするとティプトロニックの2倍の変速スピードとなりました。オプションとしては 新たに開発されたPASM スポーツクロノパッケージなど豊富なバリエーションが用意されました。PASMは可変減衰ダンパーで走行中に電子制御でダンパーの減衰力が変更されるものでビルシュタイン社と共同開発されました。カレラに装着すると ニュルブルクリンクで6秒のタイム短縮の効果があったようです(カレラSには標準装着)。またPASMによってサーキットのタイムを短縮するのみならず 街中での乗り心地も大きく改善されました。以上の改良によって 996型と同一シャシながらカレラSがSUGOサーキットにて996型の911ターボより速いタイムで安定して周回するなど 大きな進歩を遂げたようです。特に前後方向のピッチングやリヤの安定性などに大きな改善が見られました。オプションで装着される機械式LSDは日本製 GKNドライブランテクノロジー製カーボン多板クラッチ式を採用しました。2007年7月に10万台目の車輌がラインオフされ 歴代モデルの中で最も短期間に10万台の生産達成となりました。同年11月にはドイツの業界誌『Auto Zeitung(アウト・ツァイトング)』の「Auto Trophy」で「Best Sports Automobile」および「Best Cabriolet over 30,000 Euro」部門でそれぞれ首位を獲得し 翌2008年1月にはドイツの自動車雑誌『auto, motor und sport(アウトモートアウントシュポルト)』でカブリオレ部門の「Best Automobile in the World」を受賞しました。 RUF社のRGT ゲンバラ社のAvalancheなどはこの車を元にして作られました。
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